仏足石

大手道跡に見つかった石仏と同様、二の丸跡付近からは仏足石が発掘された。これもおそらく、築城の際、石垣の一部として使われたものと思われる。

仏足石とは、本来、お釈迦様の足跡を表現した物で、古代インドでは仏像に先立ち、崇拝の対象にされていた。我が国では奈良の薬師寺のものが現存する最古(奈良時代、国宝)のものとして有名だが、この仏足石は中世の数少ない遺物として大変貴重なものである。

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