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松源院弘法大師堂の弘法忌と東門道

毎月21日は、安土山にある松源院で弘法堂の法要が開かれてます。朝7時から10時頃まで「弘法忌」の法要を行っていますので、機会見つけ是非お参り下さい。本日は、彼岸の中日ということもあり、妙心寺本山より布教師をお招きして法話が行われ、地元の熱心な信者の方々60名の方が参拝されました。

あまり知られていませんが、弘法堂の前からは、安土城もう一つの登城道・東門道があます。安土城には有名な大手道の他に百々橋口道、七曲り道、搦手道、東門道がありますが、なぜか東門道についてはほとんど紹介されていません。

松源院弘法大師堂の前を通り石の階段を登りとすぐに石仏に出会い、この道が霊場巡りのミニ巡礼道として使われています。 この巡礼道は、150年前に賛同者の寄付により整備され少し進むと立派な石垣があり、その角に「東門」の名が刻まれた石碑が立てられています。

ちょうどここはその上にある郭の虎口にあたり、防御の為かここで道は折れ曲がっています。すぐその先には御茶屋平と呼ばれる郭の跡地があり、現在では四国八十八カ所巡りの起点を象徴するかのように、多くの石仏がピラミッドのように積み上げられており、何とも不思議な光景が広がります。

安土城築城以前この安土山は目賀田山と呼ばれ、佐々木六角の有力な家臣であった目賀田氏の居城がありました。このため安土山に残る目賀田城の遺構について語られる機会も多く、この馬場平あたりに目賀田城があったのでなないか?とも言われてます。

安土城跡の知られざる穴場スポットとして、是非散策してみて下さい。

 

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