摠見寺三重の塔、修復完了しました
一昨年の台風で大きな被害を受けた「重要文化財・摠見寺三重塔」約8か月かかりましたが、年初に修復が完了しました。
三層部分の瓦中心に大きな被害が出たため、大正3年(1914年)以来、約100年ぶりに本格的な修理を行いました。
足場の搬入が最大の問題で、専門の運び上げ職人が百々橋口から担いで上がる難事業となりました。
工事中は、安土山の中腹に大きな建物が発生したように見え、多くの方から問い合わせも受けましたが、寺院専門工務店の経験と技術により無事元の「三重塔」に修復できました。
工事担当した、県文化財保護課の担当の方々もご苦労様でした。
現状は、まだ仮説のポールにて周囲を保護しておりますが、天主からの帰路に間近に見ることができます。