天主跡からの帰りは、摠見寺跡から百々橋側に下山がお勧め!

4月に入り、安土城跡もシーズンの到来です。これからの時期入山参拝が多くなりますが、皆さんを見ていて残念なことがあります。
入山時にお渡しする案内パンフレットに散策コースが明記してありますが、なぜかあまり参考にされず、大手道を天主跡まで登られ、そのまま大手道を降りくる方が多いのです。下りの分岐点がわかりづらいのか?、または少し階段があるため遠回りに見えるのでしょうか?
百々橋側に回っていくと、重要文化財の「摠見寺の仁王門と三重塔」が現存しており、歴史を感じるもので見応えがあります。また、摠見寺跡からの眺めは、城下町の先に内湖.西の湖が広がり、430年前に信長公が眺めたびわ湖の景色が再現できます。
ただ、下りは三重塔から二王門を経て、大手道の下あたりへ合流しますが、三重塔から二王門へと下る石段が急で、雨の後は足下の石や落ち葉が濡れており、足を滑らせそうになりますので、是非受付に備えている杖を持って行って下さい。
遠回りにみえますが、最終の山道で膝の疲れもクールダウンでき、時間も変わりません。百々橋側に降りていく、城下町からの登上道をお勧めします。