信長忌
6月2日、今年も菩提寺摠見寺にて「信長忌」法要が執り行なわれました。
信長公の死の翌年である天正11年(1583年)、秀吉は安土城二の丸跡に信長の廟を建て、摠見寺これを守るよう命じたといわれてます。そしてこの信長の菩提を弔うという摠見寺の使命は、江戸時代にも受け継がれ、そして現在まで続いています。
当山の信長忌は、一般の参列はできませんが、菩提寺として臨済宗妙心寺派の住職40名参集のもと、安土山保勝会の会員60名が参列しました。
開山・圓鑑禅師と開基・「摠見院殿大相國一品泰巖大居士」(信長公の法名)の毎歳忌が執り行われ、現住職が導師として大悲呪一巻をお唱えしました。
今年は、三日月滋賀県知事や、小寺衆議院議員、小西近江八幡市長も参列頂き、安土城跡の今後に注目が集まっています。また特別史跡の所有者として摠見寺の責任を果たしていきます。